遅ればせながら「あまちゃん」を見始めました。
まだ1週目終わったところですが、おもしろいですね。
三陸の景色は海と緑が混じって綺麗だし、
能年玲奈ちゃんがかわいいし、音楽もよいし、
能年玲奈ちゃんがかわいいし、「じぇじぇじぇ」を始めとする方言とか、
セリフ回しもおもしろいし、あと特に能年玲奈ちゃんがかわいいですね。
能年玲奈ちゃん演じる主人公のアキちゃんは生まれてから
16年間ずっと東京に住んでいましたが、お母さんの春子さんの
実家である三陸を初めて訪れるところから物語ははじまります。
アキちゃんのお母さんとおばあちゃんの間には確執があって、
お母さんはすぐ東京に帰ろうとするのだけれど、アキちゃんが
三陸に魅入られてしまい、しばらく残ることになります。
春子さん曰く、アキちゃんは東京では殻にこもって感情を表に出さない
暗い子なのに、三陸では感情を全面に出して、
元気にのびのびとしているように見えると。
ただそれで「どっちが本来のアキかわからないけど」と言うんですね。
「本来のアキ」は定まっていて、東京でのアキちゃんと
三陸でのアキちゃんのどちらかが正解だっていう発想です。
これは違うよなぁと思います。
月並みな言い方をすると、どちらもアキちゃんなんだと。
性格って、環境次第で変化するもんなんじゃないかと。
劇中でアキちゃんが大人たちの会話を聞いて過疎の実態を知る場面があるのだけれども、
自分が分かるのって自分が生まれ育った地だけなんですよね。
で、全く知らなかった土地がアキちゃんに自分の殻を破ろうと思わせる程の
影響を与えたわけです。
最初から三陸に生まれていたら、また違うアキちゃんになっただろうし、
三陸に来るタイミングが違えばまた異なる影響を受けたんじゃないかと思います。
自分にしても、違う土地に生まれたり、違う学校に通っていたり、
違う部活に入っていたり違う女性と付き合ったり、何か違っていたら
今の自分にはなっていなかったんだろうと思います。
だから、他人と自分が違うのはもちろんのこと、たとえ自分がもう一度人生を
やり直したとして出来た自分も、また今の自分とは違うんでしょう。
未来に起きることも同様で、自分が進んでいく環境によって未来の自分が
形成されると考えると、明るく楽しく元気でいられる環境に身を置きたいなぁ。