職場で代表電話を取る部署にいるんですけど。
たまに海外からかかってくるんですね。
英語で。
部署に英語喋れる人が2人ほどいるので、英語の電話はその人達に回すっていう暗黙のルールがあります。
で、今日も英語電話がかかってきて、事務の女性がとったんですね。
折り悪く英語スピーカー二人が海外出張で不在で、誰に振ろうかとなった時に、TOEIC800点台の僕に白羽の矢が立ちました。
まぁ僕もね、大学時代は英語で授業をやっちゃうような国際系の学部にいて4年間もまれてきたわけですから、たかが電話応対なんざ鼻くそほじりながらでもできるでガハハてな具合で代わりました。
満を持したわけです。
これまで英語できる二人に隠れてた私が、満を持してついに登場したわけです。
「お願いしていいですか?」と頼む事務の女性にウインクを一閃、「あとは任せな」と目で語りつつ、受話器を手に取り"Hello?"と切り出しました。
そしてーーーーー
そこから先は、覚えていません。
電話を切った僕に向けられた「なんの電話だったの?」という問いかけに、
「なんかFood Food言うてましたわ」
としか答えられませんでした。
僕の4年間はなんだったのか。
泣きたい気持ちでいっぱいでした。
TOEICも泣いていると思います。
800点台の奴がまさかの「Food Food言うてましたわ」ですからね。
ちょっと頭のいいハムスターとかでも聞き取れそうです。
しかし、ここで泣き寝入りしないところが僕のいいところでありチャームポイントでもあります。
Food Food女は完全に僕をやる気にさせてしまいました。
まずは800点台だったTOEICを950点に押し上げます。
見てろよFood Food女!