振りかけると一瞬でカレーが味を支配するので、カレー風味の炒めものなんかを作るときに重宝していた。
この原材料を見てみると、以下だった。
ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、胡椒、赤唐辛子、ちんぴ、その他香辛料
つまりはスパイスの組み合わせなわけで、そうであればこれらを持っていれば自分好みのカレー風味を作ることも可能なわけで、それはもはや料理上級者と言って良いのではなかろうか。
S&Bのカレー缶は便利なんだけど量が多く、使い終わる気がしない。毎日カレーを食べるなら消費できるのだろうけど、私はインド人ではないので。
ということでまずはカレーに使用され、かつ家にストックがあるスパイスを使ってカレー風味のひき肉ときのこの炒め物を作ってみる。
S&Bカレー缶で作ったものと味を比べ、スパイスの分量を検討する意図。
対照実験なのでスパイス以外のレシピは同じとする。
<レシピ>
・サラダ油を熱する
・ひき肉を入れる
・ある程度火が通ったらきのこを入れる
・きのことひき肉がなじんだら、
(1)S&Bカレー粉と塩を入れる
(2)ターメリック、ガラムマサラ、クミンと塩を入れる
・スパイスが馴染んだら完成
左がS&B版、右がスパイス組み合わせ版。
S&B版は完全にカレー風味の炒めもの。美味い。
スパイス版は、ひき肉ときのこのスパイス炒め。そのまんまだけど、そのまんまの味がした。
<考察>
・好みのカレー味を検討するという実験だったが、できあがったものがそもそもカレー風味にならなかったので失敗。
・スパイスを適当に入れた炒めものは割と美味しかったのは発見。
・そもそもスパイス3種類じゃカレー風味を出すのは厳しかったか。
・名著「いちばんやさしいスパイスの教科書」には、自作のカレー粉を作るときはスパイスは5種類、それもスパイス同士を炒めてまずはカレー粉を作るとあった。
・とりあえずコリアンダーはないと話にならなそう。

0 件のコメント:
コメントを投稿