2019年1月16日水曜日

ありがとう(倉敷市阿智)はクセが楽しすぎるたこ焼き居酒屋だった

東京から出張で来た先輩から「倉敷の巨匠がやっている店に行こう」とわくわく感があるお誘いを
受け、飲みに行くことに。
前情報はそれだけで、「巨匠」というくらいだからクラシックなんかが流れて、知らん名前の酒を出す上品で高級なお店なんだろうかと想像していた。

倉敷駅で合流して、歩くこと2分で「ここやで」と到着。


渋すぎる外観。そしてまさかの「たこ焼き」提灯。なんの巨匠だよ。

中はカウンターのみ、椅子は4つ。御年70歳の「巨匠」にご挨拶をし、まずは生ビールを。



奥にある揚げ物鍋の年季の入り方がすごい。
「たこが美味しいからから揚げがいいよ」と勧められたので、「たこ焼きじゃないんだ」と思いながら、
から揚げをいただくことに。


「下津井のたこが美味いんだ」と巨匠。下津井は倉敷市南部の児島にある地域で、「下津井のたこ」といえばブランドなんだとか。


薄めの衣で外はサクッと揚がっていて、中はぷりっぷり。
たこのから揚げ史上一番美味い。

東京から転勤してきたことを伝えると、「岡山の鰆を食べないといけない。鰆は岡山の県魚だから」と塩焼きにしてくれた。


「県魚なんてあるんだ」と驚くと、巨匠がスマホで調べて見せてくれようとしたのだけど、なかなか見つからず、結局「県魚ってのはないみたい」とあっさり前言撤回するお茶目な巨匠。


ただ鰆は確かにめちゃくちゃ美味しかった。刺身もおいしいそうなので、食べてみたいな。

美味しく楽しく飲んでいたら、巨匠の娘さんが手伝いにやってきたり、常連さんがいらしたり、店内のみんなで盛り上がる良い雰囲気。

特に娘さんがめちゃくちゃ元気で、出会って5秒くらいで「あなたは白いからホワイトアスパラだ!」とあだ名をつけられ、「アスパラ」になり、最後は「アルプス」になった。最後山じゃねーか。


やげんなんこつのから揚げ、鶏皮ポン酢などなど、どれも安くてうまくて最高だった。
締めに樽ハイを2杯いただき終了。

結局たこ焼き食べてないじゃん。次はたこ焼きを食べに行こう。




















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