2018年12月31日月曜日

英語の勉強法

3/10のTOEIC試験に向けて、まずは今の実力を模擬試験で計測したところ、リスニング・リーディングともにトントンくらいのレベル感だった。

したがって、どちらかに注力するというよりは、双方を伸ばす必要があるということになる。

勉強法の参考にしたのが以下サイト&書籍。

MYスキ英語


TOEIC高得点のためには、英語の実力と試験対策的なテクニックの部分とがあるけれど、前者があれば試験対策なんかしなくても満点取れるけどな。というのが「MYスキ英語」のスタンス。

書籍の方は実践の英会話をテーマにしているので、TOEICはそもそもほぼ話題にあがってこない。

で、TOEIC900点を当面の目標にしてはいるものの、結局不自由なく英語でコミュニケーションが取れることが最終目標。
なので、提唱されている勉強法を参考に継続的に以下を実践していき、最後の2週間くらいで試験対策をやろうかと思う。

1.Japan Timesで日本のプロ野球ニュースを毎日1記事読む
https://www.japantimes.co.jp/sports_category/japanese-baseball/

2.シットコム「FRIENDS」を毎日1話を2回みる。
前日夜に日本語訳でみて内容を把握する。
当日朝と夜に1回ずつ英語でみる。
(最初の3語だけを意識的に聴き取る)

あんまり気合いが必要な行動目標を立ててしまうと挫折することが目に見えてるのでこんなもんかな。こんくらいなら挫折しないかなと。

FRIENDSが字幕なしで笑えるようになると思うとワクワクしてくるな。

2018年12月30日日曜日

ガオラーになった年

Little Glee Monsterという20歳前後の5人組女性ボーカルユニットが最近とても好きで、Youtubeでライブ映像やMVを見たり、移動中なんかはずっと聴いている。

もともと存在だけは知っていて、歌番組でたまに見かけると、えらい歌がうまい人たちだな、すごいなぁという感じで見ていた。
それが今年なにかの番組で「OVER」(アニメ「BORUTO」のオープニング曲)を見たときにすごく印象に残った。

年末にかけて歌番組の数が増えてくると、欅坂46を目的に見ている番組にリトグリも出演していることが多かったので目にする機会が多くなり、いいなぁと思って、録画を見終わったものはHDD編集で欅坂と乃木坂以外を削除して残していたのをリトグリも残すようになり、何度も見ているうちにすっかりハマってしまった。

めちゃくちゃに歌がうまいことはもちろん、いつ見てもみなさんとても楽しそうに歌っていて、見ている方が元気になるような、前向きになるような、ポジティブな気持ちになるので耳も心も気持ちいい。

特に「好きだ」のライブ映像が力強くてきれいで楽しくて最高で、サビのハモりに関しては良すぎて聴く度にじーんとしてしまう。

Little Glee Monster『好きだ。』Let’s Grooooove!!!!! Monster Live on 2017.9.18

良い仕事をするにも鍛錬は必要だけど、まずは自分が楽しくないといけないよね。

2018年12月29日土曜日

年末年始の節酒はできるのか

血液の大半がビールでできている、と豪語して浴びるように酒を飲んでいた20代で、お酒のおかげで楽しい思いも後悔も味わってきた。

それが30代目前にして体がしんどくなってきたり、γGTPの数値が気になってきたり、何より翌日に残ってその日の生産性が下がりまくって何もできない状態が本当に勿体無く感じてきた。
その日の夜に大騒ぎするより、毎日を万全な状態で過ごすことの優先順位が引き上がったのだね。

いろいろ調べて、男性の適量と言われているアルコール量が40gで女性は20gということがわかった。アルコールを分解する体の能力が男性の方が高いらしい。40gだとビールジョッキ2杯で終了。グラスワインなら3杯、日本酒なら2合。

ただこれは目安で、個人差はある。私の当面の課題は、翌朝に残らない飲み方をするということなので自分の体と相談して適量を見極める必要がある。

ということで年末年始だけど酒量を記録しながら翌朝の自覚症状を確認して自分の適量を探ろうとしている。



記録に使用しているアプリのレポート画面。
 火曜日はクリスマスの飲み会で、これまでの飲み方と近しい飲み方をした。
2軒目まで行って23:00ごろまで飲んだところ、酒の摂取量が2830mlで、アルコール量は126gだった。

翌日は起きれないほどではないけれども若干の気持ち悪さがあって午前中くらいまで続いた。つまりNG量だったということになる。

そして金曜日、酒量を抑えることを意識して飲んだ結果、2軒目もあって24:20ごろまで飲んでいたけども酒の摂取量が2000ml、アルコール量は80gだった。
翌朝は眠さは残るものの6時間睡眠で苦もなく起きれて、頭痛吐き気気持ち悪さも特になし。

1日のアルコール量は80gあたりが適量かもしれないという仮説が得られたので、一旦は80gを上限にしてみようと思う。

今のところ1日のアルコール量だけが計測対象だけれども、80g上限を続けているうちに週の平均量とかも相関があるとか見えてくるかもしれない。

2018年12月28日金曜日

週次の振り返り

いろいろ目標立ててやっているけれども、やることと同じくらい振り返りが大事なので、この1周間の振り返りをしてみる。
日曜起点、土曜振り返りの周期でいきた。今回は一足はやく仕事納まったんで今日。

1.衛生管理者合格


有害業務に係るもの以外の勉強からはじめて、2週目から有害業務に入る予定。
勉強方法はWEBの過去問をガンガン解いていって、週に2回テキストの過去問を使って得点率を計測。1回目の計測をしたら、テキストで周辺知識含め知識を補完して取りこぼしをなくし、全区分でコンスタントに80%を取れるようにする。
計測1回目は試験全体の合格基準である60%に設定しているので目標値クリアだけど、関係法令で取りこぼしあり。
テキストを使ってすべて2回目計測で80%を目指す。

2.TOEIC900点


現状把握のためのテストを予定通り実施。
結果、740点〜890点の範囲に入る感じ。
正答数によって点が確定するわけではなくて点範囲がわかるって話なので、確実に900点の範囲内に入るためには全然落とせないんだなとよくわかった。


セクション、パートごとの得点率に結構ばらつきがあった。
昨日は解いただけで疲労困憊になってちゃんと分析できていないのだけど、簡単なはずのパートで落としている感がある。
課題を出して、勉強のスケジュールを組みたい。

3.コーヒーテイスティング


1ヶ月16〜17枚書くことを目標に、週次にブレイクダウンしてトレースしている。
ラップタイムには小数点が入るんで未達状態だけど今日明日であと1枚書ければ達成。
やってみて、飲んだ時の味や香りが違うのはわかるんだけど、それをうまく言葉で言い表すのが難しいなぁという感じ。
とりあえず1ヶ月はやってみてどう変わるかを見てみようと思う。

やることが多くてなんだか楽しくなってきた。1周間お疲れ様でした。

2018年12月27日木曜日

コーヒーテイスティングノート、はじめました

kindle unlimitedは面白そうな本が対象になっていることがちょいちょいあるんで重宝するのだけど、最近も興味真ん中の本があったので落としてみた。


Coffee Hunting Note 100カップログ 
川島 良彰
世界文化社
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コーヒーの知識も載っているのだけど、テイスティングノートを目当てに落としてみた。
「豊かな人生を引き寄せる「あ、これ美味しい! 」の言い換え力」にもコーヒーのテイスティングノートはついていたのだけど、フリーハンドの部分が多かったり二軸マッピングを求められたり、初心者にはハードルがやや高かったので、もう少し使いやすいものがあれば良いなぁと期待して。

ただ電子書籍だからノートそれ自体があるわけじゃないんだね。よく考えてみりゃそりゃそうだ。

なので、載っていたコンテンツをエクセルで再現して自作フォーマットを作成した。


豆、焙煎、淹れ方など味の構成要素が項目になっていて、チェックボックスでよかったりレーダーチャートになっていたり、記入のハードルが低くて使いやすい。

お店情報を書いておくところもあるので、蓄積していけばあとで「あのコーヒーどこで飲んだんだっけ?」となったときに便利そう。記憶力は年々自覚できるくらい落ちているので、頭を信用しないで記録に残すことが大事。

とりあえず飲んで、記録してで100枚くらい書いていけばなんとなく味の基準もできてきそうなので100枚を目標にやってみようと思う。1日1杯つけられれば3ヶ月ちょいくらい、とはいえ同じコーヒーだと増えないんで半年くらいで達成のイメージかな。そうすると1ヶ月で16〜17枚がラップタイム。

とりあえずやってみるかー。

2018年12月26日水曜日

英語王に俺はなる

昨年4月から受けていたGlobisの単科基礎科目の受講が終わって一息ついたので、次の目標ということで衛生管理者取得を目指して勉強をしている。

ただ衛生管理者は1月には終わってしまう短いスパンの目標なので、3ヶ月スパンの目標としてTOEICも勉強しようと思い立った。

英語は「やらないとなー」と思いながら後回しになっていたんだよなぁ。
会社で昇進昇格のために必要とか、外資に転職を考えているというわけではないのだけど、できるとできないとでは将来の選択肢が広がるかなと。何があるかわからないのでね。映画とか字幕無しで見れたらかっこいいのでね。

一時期シットコム「フレンズ」を見ながら勉強しようと思っていたのだけど続かなかった。1回続けていたことが頓挫するとまた取り組むのが億劫になってしまうもので、ますます勉強から離れてしまった。

まぁ振り返ってみると続かなかった要因は、定量的な目標(KGIもKPIも)がなかったことだと思う。シットコムで勉強するのは「見ていて楽しいから続く」と紹介されることが多いけど、やっぱし進歩が目に見えてわからないと続かんなと。当時はTOEIC受ける気もなかったし。

ということで、まずは3ヶ月の目標として3/10(日)のTOEIC試験で900点を取得することをKGIにする。

TOEICはリスニング(長・短)とリーディング(穴埋め・長文)と分かれているため、まずは自分の現状を把握するべく、過去問に取り組もうと思う。より目標点数と乖離が激しい項目により時間を投資すべきということになる。

これに取り組んでから、本とかネット情報を参考に具体的な勉強の計画を立てていこうと思う。

2018年12月25日火曜日

ヘッドスパは施術者の指が心配になる

3連休で人生初のヘッドスパを体験してきた。

特段悩みがあってその解決のため、ということではなく「気持ち良いよ」とオススメしてもらったので行ってきたのだけど、これが良かった。
今まで使っていなかった筋肉を使ったみたいな痛気持ちよさと終わった後の心地よさがあって、リフレッシュした気分。

高円寺の「himawari」でやってもらったのだけど、行く前はなぜか若いお兄さんがいるイメージをしていたのが全員若い女性で、施術も若い女性にやっていただいた。

施術の前に選ぶ項目があって、施術の主目的、アロマの香りを選ぶ。
目的はアンチエイジングとか頭皮に潤いを与えるとか、香りはラベンダーとかシダーウッドとかから選ぶ。

結局、わっかんねーと思いながらも目的は「トップのボリュームが出ますよ」と言われた何とかというやつと、香りはシダーウッドを選んだ。

選び終わったら、別の部屋に移動してフルフラットになるイスに寝て施術を受ける。
部屋は薄暗くて、洗面台からアロマかな?煙が出ていて異世界感があった。

強さとか好みありますか?って聞かれたんで、男なんでね、どれだけ強くても余裕だけど最初なので普通でお願いした。

お湯で頭を濡らした時点で気持ちよくて、そういえば人にシャンプーしてもらうのもずいぶん久しぶりだなぁ、散髪もQBハウスだから機会ないもんな、気持ち良いなぁと思っていたら、オイルみたいのを塗ってマッサージが始まった。

「気持ちいい」を予想していたので想定外の痛要素がやってきてちょっと笑ってしまった。あ、しっかり痛いんだみたいな。さっき「最強で」とか言わなくてよかったなぁと思った。

頭皮だけでなく首筋のマッサージもやってもらったりしながら、最初は痛ってとか思っていたのがだんだん痛いんだけど心地よくなってきて、うとうとして夢の導入まで入っていた。(八百屋になったけどお客さんが来なくて一生懸命呼び込みをする夢)

お湯で濡らす→オイルマッサージ→シャンプー→マッサージ第2弾→シャンプーで施術が終わって、はじめに香りとかを選んだ部屋に移動してドライヤーと首と肩のマッサージもしてもらって終了。

「頭皮めっちゃ固かったです」と言われて、自分じゃ頭皮の柔らかさなんてわからないので面白かった。PCやスマホをずっと見ていたり、ストレスなんかでも固くなっていくそう。そんなわけで固くなっている人が多いんだって。

定期的にやりたいなーと思って、どれくらいの頻度が良いのか調べてみたら、肌のターンオーバー期間の28日に合わせて月1回が良いみたい。それ以上だと、頭皮への刺激がありすぎてよろしくないそう。ヘッドスパでほぐれた頭皮が新しく生まれ変わったタイミングでまたやりましょうってことかな。

頭皮環境がよくなるとそこから生えてくる髪の毛に良い影響があるので、白髪が減ったり、生えてこなかったところから生えてきたりという効果もあるよう。

初回で20%割引をしてもらったのだけど、定価は1回5,000円なんで飲み会1回分か。それで丈夫な髪の毛が生えてくるようになるなら良い投資だなとも思うので、期間決めて行ってみて、生え方変わるのか見てみるのも面白いなーと思った。

施術者はあんなに強くマッサージをして絶対指痛いと思うのだけど、間髪入れず次のお客さんのヘッドスパをやっていたので特殊な訓練を積んだ傭兵なのだと思う。

2018年12月24日月曜日

【読書メモ】コーヒー/枻出版社

コーヒーが好きなのだけど、特にこだわりもなく、行ったカフェで飲んで「あー美味いな」とか「ちょっと酸っぱいかな」とか思ううくらいだった。
ただ家で淹れて毎日飲んでいると、同じ豆なのに日によって酸味を強く感じたり、時間の経過に伴って味が変化していくのが面白くて、なんでこういうことが起きるのかなぁなんて漠然と考えていた。
そのタイミングでたまたま入った書店でプッシュされていたコーヒーの本があって、ぺらぺら見てみるとはじめの一歩には良さそうだったので購入してみた。




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枻(えい)出版社の本で、枻出版は料理、旅行、アウトドアなどなど幅広いジャンルの雑誌を出していて、どれもなんだかセンスがよくてお洒落。
新婚旅行でクロアチアに行く時に買った旅行ガイドで初めて名前を知ったのだけど、それ以来情報を求めて雑誌を買うときはまず枻出版が出しているかどうか探すようになった。
このコーヒーの本もセンスよくまとまっていて、内容も勉強になった上に読んでいると自分がお洒落になった気分にもなって、良い本だった。


<目次>
1.コーヒー豆の基礎知識
2.最高の一杯を淹れる方法
3.世界のコーヒー産地
4.コーヒーカップの美学
5.コーヒーの相棒たち
6.コーヒーの道具カタログ


コーヒーにまつわる幅広い内容がのっているので、一気通貫で読み込んで勉強するというよりも、自分のレベルに合わせて徐々に広げていくのが良いのかなと思った。
それでいうと、今は1と2がとても勉強になった。


・コーヒー豆は大別して2種類。アラビカ種とロブスタ種に分かれる。


・業界で美味しいと言われている豆はほとんどがアラビカ種で、日本の自家焙煎コーヒー店で出している豆もほぼアラビカ種。
「ブラジル」とか「コスタリカ」とか産地の分類はよく目にしていたけど、それらも大くくりではアラビカ種だったんだなぁ。


・コーヒーの味は豆の種類、焙煎度合、淹れ方によって変わってくる。


・豆の産地によって大まかな味の傾向がある。初心者向けなのが、苦味と酸味のバランスが取れている「ブラジル」や、コーヒーらしい甘さが感じられる「コロンビア」。
「ブラジル」はバランスが良く主張が少ないので、ブレンドのベースにもよく使われる。


・焙煎度合によっても味が変わってくる。豆によって、適した焙煎度合は異なる。
焙煎度は浅煎りから順に、ミディアム⇒ハイ⇒シティ⇒フルシティ⇒フレンチと深煎りになってくる。
基本的な考え方としては、酸味に特徴のある豆は浅煎り、苦味に特徴がある豆は深煎りにすると個性が引き立つ。


・淹れ方については、ペーパードリップ、ネルドリップ、フレンチプレス、サイフォン、アイスコーヒー、エスプレッソと解説してくれている。
が、私は家で淹れる際は基本的にペーパードリップorフレンチプレスなので、そこを押さえて美味しく淹れたい。


(1)ペーパードリップ
・湯は沸騰させ、水道水のカルキ臭を抜く。
・湯温は82℃~83℃がベスト。
・湯は中心部のみに注ぐ。
・湯が最後まで落ち切る前にペーパーを取り除く。最後まで抽出してしまうと、泡に含まれるえぐみが入ってしまう。
・82℃~83℃で淹れたコーヒーは淹れ終わると湯温が下がっているので、温める。


知らずに飲んでいた時も、温度変化でかなり味が変わるよなーと思っていたので、勉強になった。
沸騰したお湯でそのまま抽出していたのだけど、少し温度が下がってからの方が美味しいな、とか時間が経ちすぎると酸味が強くなってくるな、とか。


早速、カルディのドリップコーヒーをこの淹れ方を意識して淹れてみたら、確かに断然美味しかった。
温度を正確に測る術がないため、沸騰したお湯を一度別のマグカップに移し、再度ポットに入れることで温度を下げてみた。
いつもより苦味がすっきりと感じられて美味しかった。温度下げるのは少し手間だけど、味がここまで変わるなら手間をかける価値はあるなと思った。



(2)フレンチプレス
・フレンチプレスの良さは、豆の油分と旨味が抽出できる点。ドリップだと紙や布を介するので、そこに雑味とともに油分もフィルターがかかる。
・したがって、美味しい豆は美味しく抽出できるものの、質の悪い豆は飲めたものではなくなるそう。


淹れ方は難しくはない。豆選びが大事ってことだね。


「美味しい豆」と言われてもまだピンとこないので、試していきたいなぁ。



1月中に代表的な豆の味の違いは分かっているようになりたいな。


この本に載っていた「マンデリン」「グアテマラ」「ブラジル」「コロンビア」「ケニア」をターゲットに。


とりあえず、浅煎り・中煎り・深煎りの「コロンビア」を試して味のベースを作ってから他の豆に広げていくのが良さそうかなぁと思う。


いろんな豆を取り揃えているお店が近所にあるのか知らないので、まずはお店の回訪リストを作ってお店を回ってみようと思う。


そこに「コロンビア」があればそこをベース店にして勉強していこう。

2018年12月23日日曜日

【読書メモ】考え方のコツ/松浦弥太郎著


著者の松浦弥太郎さんは、「暮らしの手帖」編集長で、うちの奥さんが好きで著作を何冊か持っている。そのうち勧められたのが「考え方のコツ」だった。

文庫が20141130日に第1刷が出て、2017年6月30日時点で11刷だから長いこと売れてる。


思考術・想像術・コミュニケーション術・時間管理術・グローバル術の5項目に分けて、松浦さんの仕事術を説明する内容になっている。


とっても良いことが書いてあるな、私も実践したいな、と思うことがたくさんあったので、記録しておく。


<思考術>
p16「1日2回思考の時間を確保する」



アイデアや発想は天啓のように突然降ってくるものではなくて、考えて考え抜いた結果出てくる。じゃあ、考え抜くためにはどうしたら良いか。それは考える時間を取ることだ、というシンプルな帰結。

以前読んだ、ちきりんさん著の「自分の頭で考えよう」の中でも、「考える力をつけるには考えることに費やす時間を増やすこと」と書かれていて、共通しているなぁ。


何事も習熟するには時間のエネルギーをかけるしかない。部活とかもそうだったはずなんだけど、「考える」行為ってふわふわしていて、習熟の結果どういう状態になるのかとか、そこに至るまでのステップとかが分かりづらいから、どこかに「ここを押さえておけば「考える」ことができる!」という正解を探しがちだなぁと思った。


○○思考とか○○シンキングとか、考えるためのツールは充実しているけど、それを知っている=考える力があるということではなくて、ツールも知ったうえでとにかく考えるための時間を確保して、試行錯誤することが大事なんだろうなと思う。


自分の生活に取り入れるべく、いま読書に充てている夜の1時間を考える時間として確保しようと思う。(当然この時間はTaskchuteCloudにルーチン設定して強制的に確保する。)

<想像術>
p.68「逆に考えてみる」

アイデアを膨らませる際、思いついた1つの見方に固執せず、真逆の発想に振ってみるというハウツー。たとえば新卒採用だったら、いかに応募学生の母集団数を増やし、ふるいにかけていくかというのが現行の発想なんだとしたら、1対1でとことん話し合ってお互い理解を深め、互いに求め合う状態に持っていく、というのが真逆の発想かな。

真逆に発想して出てくるのは極論かもしれないけど、両極端を結んだ線上で少しずらしていくと、もしかしたら現実的でイケてる発想も出てくるかもしれない。



p.71「自分の都合よりも相手の幸せを選ぶ」
私たちは簡単に自分の都合だけで仕事を考えるようになるけど、その仕事の届け先の人が幸せになるかどうかを想像して仕事しないとね、という内容。

やりがちだよね。こうした方が説明つく、みたいな自分の都合が内容や体裁に影響を与えること。あまり意識もせずにやっていたけど、確かにその仕事って誰をどうするためにやってるの?って視点は簡単に抜け落ちてしまうなと実感。

ただ、ここで言われていることって「相手の立場になって想像しよう」という、まぁ目新しくもない考え方。でもそれが改めて言われると「あぁ、できていなかったな」となってしまうのは、ぼやっとしていて取っ掛かりが見つけにくく、実践するのが難しいからだと思う。それよりは、その案を説明しないといけない相手だったり、説明の前に通さないといけない上司だったりの方が距離感が近いので、意識がそちらに向かってしまうのだと思う。

「相手の立場になって」からもう少しブレイクダウンして、「相手」が含まれている母集団の中にいる特定の人物まで想像するようにすれば、もう少しやりやすいんじゃないか。

今の私の仕事は人事総務系なので、仕事の届け先は社員になる。社員といっても年齢性別国籍信条価値観さまざまなので、まずは知り合いを想像するのが良いかな。で、その知り合いはたとえば奥さんと二人の小さなこどもがいて、通勤は車で夜勤は少なくて…とかその人の背景がある。じゃあ、違う背景の人はどうかな?と膨らませていくことで、検討すべき要因が浮かんでくるのでは。

このアプローチでいくと、ぼやっと「相手の立場になって」と言われるよりもやりやすいように思う

p.94「目の前のことにしっかり向き合う」
想像は大事だけど、将来の夢については想像しても仕方がない、だったらその想像力を、今任されている仕事で誰かを幸せにするために集中して使った方が良い、という内容。

この項目が一番インパクトがあった。「夢を描く」とか「将来の目標に向かって日々やることを逆算しよう」とかがこういう場合の主流だと思うんだけど、まったく違う主張をしている。7つの習慣に出てくる「終わりを描くことから始める」とかね。

でもなんだか読んでいて納得感があった。なんでかなーと考えていた中で、この文章がヒントになった。

P.98「社長に限らず、「絶対に、カフェをやるのが私の夢なんです」という人も同じでしょう。カフェという仕事を通して、自分が果たす役割とは何か。そこまで考えると、仕事とは関係ない夢がきっと見えてきます。カフェという仕事は、もしかしたら夢でもなんでもないと気がつくかもしれません。」

夢は、何かに「なる」ことではなく、自分の「在り方」に近いものなんじゃないか。「7つの習慣」にも、「HaveではなくBeにフォーカスする」というようことが書いてあった。「もっと金がほしい」とか「こういう仕事につきたい」というHaveではなく、「もっと誠実である」とか「もっと主体的である」とかの在り方=Beに集中するべき、ということが書かれていた。たとえばカフェをやりたい人だったら、来てくれる人が安心するとか、来る前よりもハッピーになってもらえるとか、実はカフェでなくても実現できることが根源なのかもしれない。

そうであれば、確かにいま自分の仕事ですら、その仕事の届け先の人を幸せにできないなら、何をやろうがその域に到達するのは無理だろうな、と思う。

だから一見「夢を描いてそこから逆算して…」という内容とは逆行するようだけど、実は違うことを言っているわけではないのだと思う。

<グローバル術>
p.179「グローバルに働く」

組織のメンバーとしてではなく、「自分株式会社」が会社だったり、世界のチームと契約する意識を持つべき、という内容。

この内容、先日読んだ箕輪厚介さんのインタビューにも似た内容が載っていた。

「僕はこれからの時代、会社員であっても、いかに自分をブランド化して生き残っていくかが重要だと思っています。」

「断言しますが、これからは「仕事」を「仕事」のようにこなしているサラリーマン的な人間は淘汰される。だって、そんな人の「仕事」には誰もワクワクしないから。」

「とにかく目の前のことに無我夢中になること。その常軌を逸した熱狂ぶりに、自然と人は引き寄せられるんです。」

「会社の中だけで通用する知識スキルを身に付けるんじゃなくて、市場価値を高めよう」みたいな話も目新しくはないのだけど、じゃあどうすんねん、という段になると、引く手数多な専門知識・スキルを身に付けるとか希少な資格を取得するとかかなぁと何となく考えていた。

でも多分それは筋が悪くて、結局任された目の前の仕事で常に成果を出す人、というのがポイントなのだと思う。どの仕事も人が行うことなのだから、扱うものが違ったって成果を出すための姿勢や行動はそんなに変わらないんじゃないかという気がする。

であれば、自分の仕事に不満を言う前に、時間とエネルギーを投入して、成果を出すことに集中し続けることが結局は最短距離なんじゃないかと思う。

なんとなく仕事がつまらないな、と思うこともあったので、姿勢を正すきっかけになる本だった。


考え方のコツ (朝日文庫)
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松浦弥太郎
朝日新聞出版
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2018年12月22日土曜日

第一種衛生管理者をそろそろ取らないと風当たりがやばい

人事総務系の仕事をしているので、前々から第一種衛生管理者は取った方が良いと方々からアドバイスをいただいていた。

それもそうだなとテキストと過去問を買ったものの、勉強を始めて挫折してを2回やって結局取得に至っていない。

もう、まず内容のイメージが湧かない。特に普段触れない有機溶剤とかね。「エチレングリコールモノエチルエーテル」?長いカタカナ名を覚えられないから世界史を諦めた男に何をやらそうというのか。

と、うだうだ避けてきたのだけど、最近は「いつ取るの?」「まだ取ってなかったんだっけ?」といった声が大きくなり、そろそろ逃げきれなくなってきた。

ここは観念してやるか、と思っていた矢先に「鬼速PDCA」を読んで感銘を受けたので、巻末にあった「10分間PDCA」を使って取得を目指そうと思う。

<10分間PDCAの手順>
1.ゴールを設定する
2.課題を考える(3分、目安7個)
3.課題の絞り込み(30秒、3つ)
4.解決策を考える(3分、10個以上)
5.解決策の絞り込み(30秒、3つ)
6.タスク化(2分)
7.見える化(1分)

<やってみた>
ゴール
1/18の第一種衛生管理者試験に合格する

課題
・有害物質のところが覚えられない
☆・マジで内容がつまらなくてやる気が全く起きない
☆・まだ申し込みしてない
・落ちたらかっこ悪い
☆・効率的な勉強方法がわからない
・どんだけ勉強時間を取ればいいかわからない

解決策
☆・無理矢理習慣に組み込んでしまう
・楽しく覚えられるテキストで勉強する
☆・過去問の点数を記録して進歩してる感を見える化する
・早く申し込む
☆・短期間で合格した人のブログを読んで参考にする
・過去問で科目ごと点数の傾向を見て苦手を集中的に潰すようにする
・とにかく過去問を解いてわからなかったところをテキストで復習して得点を上げていくループ

タスク化
・taskchutecloudのルーティンに組み込んで強制的に時間を取ってやる
・紙に日付と点数を書く欄を作って冷蔵庫のとこに貼り出し、毎日過去問を解くたびに点数を記入する
・12/22に合格者のブログを3つ読んで、参考になりそうな方法をメモする。
・12/23に毎日の勉強方法を定める。
・12/25から開始する。

とりあえず10分で取っかかりが作れたので実践しようと思う。10分間PDCAはKPIとかを定量化するステップがなかったけど、この場合は合格に必要な点数から逆算した過去問の得点数を半週か週単位でKPIにして管理していくことが必要かなと思う。

2018年12月21日金曜日

【読書メモ】鬼速PDCA/冨田和成著

最近気になっていたらなんとKindle Unlimitedの対象本になっていたので読んでみた一冊。

これが大変に良かった。ゴリゴリの実践本で、一読して「なるほどね~」で終わらせるとあんまり意味がない。ただボリュームが多くてやることもヘビーなので、試しながらつまづいて、何度も読み返してブラッシュアップしていく類の本かと思う。


著者はPDCAを単なるビジネススキルではなく、あらゆるビジネススキルの根底にあって、あらゆる活動を支えるスキルだと説く。


そのPDCAを高速を超える「鬼速」で回すことで圧倒的な成果を出せる、というのが著者の主張。「鬼速」って言葉がめっちゃゴリゴリの体育会感があって笑ってしまったのだけど、経歴を見ると学生起業をして、野村証券に入社して超優秀な営業成績を収めて今はフィンテックを扱う会社の創業社長だということで納得。「鬼速」から連想するように文章も熱いし速い。



とりあえず、実践の前にポイントをまとめておこうと思う。

 ・最近だとある仕事の年間計画を見たときにもやっとしていたことを明確に書いてくれていて、「そうそうこれなんだよ!」って思った。

特に、PDCAが階層構造になっているという理解の仕方。
1枚ペラで鬼速PDCAをまとめた図はそれよくを表している。

・ものごとにはゴールがあって、現状とのGAPが課題となる。
これはよく問題解決の本とか研修とかで聞く内容。
でも、じゃあその課題をどう扱えば物事が前進していくのか、というのは結構ぼんやりしている場合が多いんじゃないか。
本書はそれをレクチャーしてくれている。

・達成したいゴールがある。それを定量化したのがKGI
つまりKGIが達成されれば、ゴールが達成されたということ。

・ゴールと現状とのGAPである課題を出す。課題を解決できれば、ゴールが達成されるという関係。
ゴールからそのまま課題を引っ張り出そうとすると、ゴールはたいてい漠としてとっかかりづらいので、ゴールを因数分解することが大事。
よく言われる例だけど、「売上を20%上げる」から課題を出していくのは広くて難しいので、「売上」をたとえば「客数を増やす」「客単価を上げる」みたいに分解をする。
こうするとより具体的に課題が出てきやすい。

・ゴールを因数分解し、それに対して課題を考えていくと、課題は複数個出てくる。全部に対して打ち手を打てれば良いけど、そんな時間もお金もないので、優先順位付けが重要になる。特に重要な課題を3つ目安に絞り込むと良いという。どうでもいい話だけど、ビジネスマンは3って数字が好きだよね。取り扱いと効果のバランスが良いんだろうな。

・鬼速PDCAでは課題を課題のまま置いておかず、必ずKPIを設ける。課題を定量化したもの。ここが結構ポイントというか、難しそうだなと思う。
どんな数字を満たせばその課題が解決できるか、という想像力が問われるなと。
元来数字があるものならそんなに難しくない。先の例でいくと、客数が少ないことが課題だとわかったなら、「客数20%アップ」を設定すれば良い。
でも「上長が人事評価をする際に、他部署との評価基準が合っていない」みたいな課題だと、KPI設定が難しい。
評価基準のすり合わせミーティングの実施回数とかになるのかな。
それだと頻繁にあるものではないからKPI管理が難しそうだ…。
ここは一読して考えただけではしっくり来ていないので、考えたいポイント。
この悩みに対して心強いのは、「やってみて修正すりゃいい」というPDCAの根本の考え方。
知恵を絞って考えたらやってみれば良いんだ、違ったら修正すりゃいいんだと思える。
一回やってみているからこそ見えるものもあるだろうしね。

KPIを設定したら、そのKPIを達成するための解決案を考える。
解決「策」でなく解決「案」なのは、ここではまだざっくりした方向性で良いから。
「客数を増やす」だったら「呼び込みに力を入れる」「営業時間を延ばす」とかのまだ即時にアクションを取れる粒度でなくて良い。

・これが出たら、また解決案に対して優先順位づけをする。
本を通じてとにかく優先順位が大事だと言っているのが印象的。
投入資源が有限な中で最大の成果をあげる、という発想がベースだなと思う。パレートの法則が意識にあるな、と思うのだけど、最重要20%が成果の80%を作るならその20%だけは絶対やろうぜ、そうすりゃ物事は進んでいくから、という発想。
仕事で目にする計画で、あれもこれもになってしまっていると、何のために何をやるのかの関連性が見えづらくなっていて、ただでさえ忙しいのに目的や効果の曖昧なものをやる方のモチベーションも上がらないしでよろしくないよなぁと思っていたので、この発想は超大事だと思う。
偉い人が絡む全社的な計画だとそうなりやすい傾向があるように思う。

解決案に優先順位を付けたら、これを具体的な行動(DO)に落とし込む。
「呼び込みに力を入れる」方向性で考えるなら「Facebookページを作る」とか「ビラを撒く」とか。
これが出たらまた優先順位づけ。PDCAを下っていくごとに項目が増えていくから、このフィルターは複数回かかる。


・優先度が高いDOに関してはまた定量化。これをKDIと呼ぶ。

「ビラを撒く」だったら「1週間で500枚撒く」のように。半週で振り返りを行うなら、半分の250枚撒けていたら進捗OK、という風にトレースができる。


・そして、KDIを満たすTODOを設定する。

TODOはそのままスケジュール帳にかける粒度のタスクであることがDOとは違う。
「ビラを撒く」だとスケジュール帳に書き込むにはまだ粗い。「デザインの叩きを作る」「印刷会社に発注する」とかの粒度がTODOになる。TODOになったらあとは実行するだけだ。


・そして振り返りも大事。著者の会社では、半週ミーティングといって、KDIの進捗管理を半週で行っているそう。KPIは1週間~1ヶ月、KGIは1ヶ月~1四半期で行う。

KPIKGIは外部環境の影響を受けたり、行動の結果が反映されるまでにタイムラグがあったりするけれども、KDIは自分たちのコントロール下にあることなのでここを頻繁にレビューすることで確実に物事を前に進めることができる、という意図。


・これはKGIKPIKDIが紐づいている、という前提があるからできる合理的な発想だなぁと感心した。こんな視点で振り返りをやっている会社があるんだ、と思うと危機感を感じた。


・計画段階でミスがあって、KDIを達成しているのにKPIKGIが動かないケースが出てきたら、前の各段階に戻って変更や追加、中止の判断を加える。

これを繰り返すことで、KGIKPIKDIと紐づいた活動ができるというわけ。すごいなぁ。


とりあえず一読して、仕事のやり方としてめっちゃ好みだと思ったことと、頭では言っていることがわかったので、日々の生活の中で実践しようと思う。


ゴールがあるものはすべてPDCAが回せる、という言葉の通り、練習教材には事欠かないと思うのでまず1つやってみて、だんだんと増やしていこうと思う。




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